この調査は小玕齋にとって、竹の真価を改めて認識する機会となった。
昭和57年、六十三歳で、九州の生野祥雲齋に続き、史上二人目の重要無形文化財「竹工芸」保持者に認定された。
その作品は、気品と格調を重んじ、琅玕齋同様、真・行・草を基本とした。 琅玕齋から継承した竹刺編を完成させ、また束編、氷烈編など多岐にわたる技法を駆使し、「竹工芸」を日本の伝統美の表現の極致へと高めた。
また、欧米に於いて、指導、実演等、今日の日本伝統工芸普及の初期活動の一翼を担った。
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